Sleipnir Script BBS



タイトル説明など。
カテゴリ: 1.xx互換スクリプト
記事No: 3 [関連記事]
投稿日: 2005/10/14(Fri) 20:07
投稿者sleepy(webmaster)
名前の通り、オートログイン用スクリプトを生成するスクリプトです。
Sleipnir2.xx + SeaHorseプラグイン導入済の環境の場合、SeaHorse用の
ログインスクリプトを作成することも可能です。

ファイルを生成するスクリプトですので、使おうとするとセキュリティ
ソフトの警告が出る場合があります。
悪意あるコードを書いたつもりはありませんが、それでも使用する際は
あくまで自己の責任においてお使いになって下さい。

また、Script.iniにパスワードを記録する設定で使用する場合、記録させた
パスワードの管理についても自己責任でお願いいたします。



使用方法は以下の通りです。

自動ログインを作成したいページを開きます。開いたら、ページのセキュ
リティをログインに必要なレベルに変更しておいて下さい(「スクリプト
の実行」を許可が必要なページが結構あるようです)。
また、「全てのダイアログを抑制」(1.xxでは「サイレントモード」)と
「ポップアップ広告のブロック」が実装されているSleipnirで使用する場合、
「全てのダイアログを抑制 / サイレントモード」は必ずオフにして実行して
下さい。また、「ポップアップブロック」についても、オンにしていると
支障の出るサイトがあるとの報告がありましたので、オフにしておくことを
推奨します。

次にアカウントやパスワードの入力欄をクリックし、キャレットが点滅して
いる状態、つまり文字入力が可能な状態にします。
この状態で、Auto Login Creator を実行して下さい。
(入力欄は空白の状態か、もしくはログインに必要なIDやパスワードを予め
記入しておいても構いません。後者の場合、作成されたスクリプトの初回実行
時に必要となるそれら項目の入力を省略することができます。)

実行中何度かダイアログが表示されますので、表示内容をよく読み、それに
従って実行していって下さい。自動ログインスクリプトが出来上がります。

なお、Script.iniに設定項目を記述することで、スクリプト作成時の動作を
ある程度変更できます。

設定項目の詳細は以下の通りです。(設定項目を記述しない場合は今まで通り
の動作をしますので、必要の無い方は読みとばしていただいて構いません。)

セクション名:
ALC_config

キー名:
waitTime
  -> ログインボタンをアクティブにする際の待ち時間。
     値には秒数を設定。値を設定しない場合のデフォルト値は5。
selectModeDlg
  -> 作成するスクリプトの種類(1.xx互換スクリプト / SeaHorseスクリプト)。
     SeaHorseプラグイン導入済の場合のみ参照される。
     0:ダイアログで指定(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常に1.xx互換スクリプトとして作成
     2:ダイアログを出さず、常にSeaHorseスクリプトとして作成
showIncludeDlg
  -> 作成するスクリプトがSeaHorseスクリプトの場合の@include値の設定。
     SeaHorseスクリプトとして作成された場合のみ参照される。
     0:ダイアログで指定(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常にAuto Login Creatorが設定する初期値を使用
isClickDlg
  -> 作成するスクリプトがSeaHorseスクリプトの場合のログイン動作設定。
     SeaHorseスクリプトとして作成された場合のみ参照される。
     0:ダイアログで指定(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常にログインボタンはクリックしない
     2:ダイアログを出さず、常にログインまで自動化
showFolderDlg
  -> スクリプトを作成するディレクトリの設定。
     0:ダイアログで指定(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常にscriptフォルダ直下に作成
     2:ダイアログを出さず、常に"scriptPath"キーで指定したディレクトリに作成
scriptPath
  -> スクリプトを保存するディレクトリ名。
     "showFolderDlg"キーの値が2の場合のみ参照される。
     値にはscriptフォルダ以下のディレクトリを示す文字列を設定。
     (ディレクトリの記述に使用できない文字列を設定するとエラーが出ます。)
showFileNameDlg
  -> スクリプト名の設定。
     0:ダイアログで指定(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常にAuto Login Creatorが設定する初期値を使用
showOverwriteDlg
  -> スクリプト名重複時の、上書き確認の設定。
     "showFileNameDlg"キーの値が0の場合のみ参照される。
     0:確認ダイアログを表示(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常に上書きを許可("showFileNameDlg"キーの値が1の場合は常にこの動作)
showIniSectDlg
  -> 作成するスクリプトが使用するIniセクション名の設定。
     0:ダイアログで指定(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常にAuto Login Creatorが設定する初期値を使用
showSectExistDlg
  -> Iniセクション名重複時の、上書き確認の設定。
     "showIniSectDlg"キーの値が0の場合のみ参照される。
     0:確認ダイアログを表示(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常に上書きを許可("showIniSectDlg"キーの値が1の場合は常にこの動作)
showSaveDatDlg
  -> パスワード保存の設定。
     0:ダイアログで指定(デフォルト)
     1:ダイアログを出さず、常に保存しない設定で作成
     2:ダイアログを出さず、常に保存する設定で作成

設定の一例:
Script.iniに以下の記述を追加すると、
「スクリプトの作成場所は\script\AutoLoginに固定、パスワードは常に保存しない」
設定となります(それ以外はデフォルトの動作となります)。

[ALC_config]
waitTime=5
selectModeDlg=0
isClickDlg=0
showFolderDlg=2
scriptPath="AutoLogin"
showFileNameDlg=0
showOverwriteDlg=0
showIniSectDlg=0
showSectExistDlg=0
showSaveDatDlg=1



出来上がったログインスクリプトを実行した時に何か問題が起こったら、
とりあえず以下を参考にしてみて下さい。

アカウントやパスワードが自動入力されなかったら
-> 作成開始時に、文字入力欄をクリックし忘れた可能性があります。
   正しい手順で再度作成し直してみてください。

アカウントやパスワードは自動入力されたが、ログインが実行されなかったら
-> 作成中二番目に表示されるダイアログで、ログインする際に押すボタンを右クリック
   するよう指示されるのですが、これを実行しなかった可能性があります。
   また、ログインするのにJavaScriptの実行が必要なページなのに、セキュリティの
   「スクリプトの実行」を許可しないまま作成を開始してしまった可能性もあります。
   正しい手順で再度作成し直してみてください。

アカウントやパスワードは自動入力されたが、入力される文字が間違っていたら
-> INIファイルに間違った値が登録されてしまった可能性があります。
   作成されたログインスクリプトを、Shiftキーを押しっぱなしにしながら実行してみて
   下さい(ログインページの読み込みが始まるぐらいまで押していれば大丈夫です)。
   アカウントやパスワードを入力するダイアログが表示されますので、正しい値を入れ
   直してください。

上記三点は確認したのに、それでもなぜかうまくいかない
-> 「サイレントモード」と「ポップアップ広告のブロック」が実装されているSleipnir
   で実行しているのであれば、それらの機能をオフにして再実行してみて下さい。

上記のいずれにもあてはまらなかった場合は、発生した問題、及びスクリプトを
作成したページのURLをご報告いただけるとありがたいです。

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- AutoLoginCreator.js 【1.xx互換スクリプト】 - sleepy(webmaster) 10/07-22:37 No.2


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